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遠江国分寺の七重の塔を再現させたい想いから作られた曲が「七重の甍」です。
天平の空に聳え立っていた「七重の塔」が再び、磐田の空に聳えることを夢見て・・・。
当時都から派遣された役人と遠江の国の人々が協力して、七重の塔を含む七堂伽藍が磐田原台地に建造され、入り江だった今之浦からも、その美しい姿が見えたはずです。
古代から古い歴史を持つ磐田市に住むことを誇りに思うと共に、古代人の平和への祈りや夢を感じながら「七重の甍」をお聞き下さい。
＊ＣＤ「七重の甍」の著作権は作詞作曲者並びに演奏者・高橋忠史の了解の元、「国分寺まつり実行委員会」に帰属します。
＊ＣＤ「七重の甍」の売上金は、その制作費の一部を除いて、ＮＰＯ法人「プロジェクト７」に寄付され、遠江国分寺七重の塔再現のための基金となります。 |
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七重の甍
＜ななえ の いらか＞
作詞 高橋一良
作曲 高橋忠史
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遠い昔より そよぎ来る風
今かたわらに人々は生きている
古代人（こだいびと）の祈り
悲しみを包みこみ
大の浦この海へ
深く流せよ
幻の七重の甍
夢遥か
高く高く聳え立て
未来永劫に惜しみない愛
今この星で戦人（いくさびと）達
血を流す
遠江（とおとうみ）の願い
慈（いつく）しみ拡がり
国分寺この大地に
強く根付けよ
幻の七重の甍
磐田の夢
高く高く聳え立つ
悠か（はるか）彼方から
降りそそぐ雨
今そこかしこ草花は
咲いている
櫻井王（さくらいおう）の思い
気高き人の答え
万葉の歌 その歌を
永遠（とわ）に伝えよ
まほろばに七重の甍
いつの日にか
高く高く蘇る
まほろばに七重の甍
磐田の夢
高く高く 高く高く
聳え立て
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